ブランド名などの固有名詞や品種名を正確に入力しないと検索にヒットしない、というお悩みをお持ちの事業者もおられるのではないでしょうか。例えば「あまおう」ではヒットするが「いちご」ではヒットしない場合、いちごを探している人があまおうを見つけられないということが起こります。家電や車など、商品の種類にブランド名を付けている場合も、ユーザーがブランド名を知っていなければ見つけられない、といったことが起こります。

なぜ検索にヒットしないのか？

キーワード検索は、入力されたキーワードと検索インデックスという「索引」のようなものを引き当てて、それに紐づくページを表示させます。逆に言うと、その検索インデックスにキーワードがなければ検索結果には何も出ず「ゼロ件ヒット」になったり、ユーザーが求める検索結果を出せません。

多くのECサイトでは、商品データの中から検索対象とする項目が決まっていたり、検索用にキーワードを設定するなどで調整をしています。しかしこの仕組みが複雑だったり、大きな手間やコストがかかるなどの問題で、そのまま運用しているケースも多いようです。

キーワード検索にヒットしない問題を解決するには

検索対象の項目の内容を変更する

検索対象となっている項目の内容に、よく探されるキーワードを入れることで、検索にヒットするようになる可能性があります。
例えば、商品名のみが検索対象であれば、商品名を「あまおう」だけではなく「大粒いちご：あまおう」「あまおう（いちご）」のようにキーワードを追加することで、「いちご」という検索にもかかるようになる場合があります。
また、検索用の項目があるツールの場合は、手間はかかりますが、商品を求めるユーザーが検索するであろうキーワードを入れることで、検索にかかるようになります。

検索の対象を追加する

ECの構築ツールによっては、検索の対象とする項目を選択できる場合があります。例えば、現在「商品名」だけが検索対象となっているならば、商品説明などの情報も対象とすることで、商品名以外の様々な情報がキーワードとなり検索結果にかかる場合があります。

サジェスト機能を追加する

サジェスト機能とは、サイトの検索窓で候補となるキーワードを表示するサービスです。表示されたキーワードからタップするだけでキーワードを入力できます。検索結果を変えるのではなく、入力するキーワードを誘導することで、欲しい商品を見つける補助をします。また、サジェスト内で、表記のゆらぎに対応できるサービスもあります。

大きな改修をすることなく、手軽に導入できるのも魅力のひとつです。

◎サジェストの詳しい説明はこちら

そのほかにも、利用しているツールによっては工夫次第で改善できる場合がありますので、調べてみるとよいでしょう。

リッチサジェストのご紹介

当社が提供するサジェストサービス「リッチサジェスト」は、大きな改修なしに、このサジェスト機能を導入できるサービスです。また、キーワードだけではなく、今売れている商品をお勧めしたり、候補のキーワードとともに商品画像を表示し、訪問者に商品をビジュアルで強力に訴求します。

標準でひらがな・カタカナ変換、英語の大文字・小文字変換に対応。ランキングの表示でユーザーに新たな気づきを与え、画像による訴求で商品を強力にアピールします。

キーワード検索の品質を上げたい！とお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

カテゴリー: EC改善, サイト内検索, サジェスト