サジェストの視認性を改善する工夫とは?
サジェストでより検索をわかりやすくするためにはどうすればよいのでしょうか?「入力を補助して目的の商品をさがしやすくする機能」ということに注目して考えてみましょう。
サジェストをより良くするには
単純に入力された文字列に応じてサジェストするだけでは、キーワードの羅列になってしまい、ユーザーからすると視認性はあまり良くありません。
では、どういった表現ができるのか?ですが、そのサジェストされたキーワードが一体何を表しているか?を示してあげてください。
例えば「シャツ」という言葉があったときにそれはメンズの「シャツ」でしょうか?ウィメンズの「シャツ」でしょうか?男性のユーザーが検索をされる場合「シャツ メンズ探す」などがあったほうがより範囲を限定し、検索結果を正確にすることができます。他には「シャツ 100件」や「シャツ メンズ 60件」のように、その商品を検索した結果、商品が何件ヒットするかも明示してあげるとわかりやすくなります。
単にキーワードをサジェストするだけでなく、そのキーワードに紐づく補足情報もあわせて表示してあげることで、サジェストはより使いやすくなります。
特に商品のカテゴリや、属性が多様なECサイトほどサジェストされるキーワードの多様性も複雑になりがちなので、利便性は良くなります。
また、細かく言えば入力している文字列以外のサジェストで補われている文字列が太字やハイライトで表示されるとなお視認性は改善されます。
こういったように、細かいですが簡単な内容によってサジェストでの検索は使いやすくなります。みなさんもぜひ試してみてください。
次回はサジェストで実現できる商品の売り方について書きます。