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ECサイトの表記ゆれで大きな機会損失が?見つけ方と対策をご紹介

表記ゆれは、ECサイトのキーワード検索においてよく挙げられる課題の一つです。今回は、表記ゆれとは何か、なぜ起こるのか、そしてどのような影響があるのかについて解説します。また、ECサイトの表記ゆれに対処するための、効果的な対策についてもご紹介します。

表記ゆれとは何か?

表記ゆれとは、同じ意味を持つ単語やフレーズが、異なる形で表記されている状態を指します。これは、単純なタイプミスやスペルの揺れだけでなく、同じ単語でも漢字やカタカナ、略語や英語表記など、さまざまな表現がある場合にも発生します。

例えば、果物の「りんご」を探す際に使われるキーワードが「りんご」「リンゴ」「林檎」「アップル」「Apple」「apple」などと表現されたり、略語なら「スマートフォン」「スマホ」のようなことが挙げられます。これにより、顧客が正しいキーワードを検索窓に入力しても、検索対象にそのキーワードがなく、目的の商品が見つけられない場合があります。

Google検索などの大手検索エンジンではこの表記ゆれに対応されているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

引用:Google search

なぜ表記ゆれが起こるのか

表記ゆれは、ユーザーの言語や年代、個人の好み、地域性などによって起こります。例えば年代で言えば、シニア層が「ズボン」と呼ぶ商品を若年層は「パンツ」と呼ぶ傾向があります。例えば地域性では、おせち料理の「田作り」を「ごまめ」とよぶ地域もあります。

特に一般的なキーワードには、多くの表記ゆれが発生していることを頭に置いておきましょう。

ECサイトの検索における表記ゆれの影響とは

ECサイトの検索で表記ゆれがあると、主に次のようなデメリットがあります。

機会損失が起こる

表記ゆれが原因で検索結果に欲しい商品が表示されず、0件ヒットとなってECサイトを離脱してしまう可能性があります。しかも、キーワード検索をするユーザーは、購入したいものがある程度決まっていたり、すぐ欲しい、という購買意欲が比較的高いユーザーです。そのようなユーザーが表記ゆれのために離脱しているということは、知らないうちに大きな機会損失をしている可能性があります。

ユーザビリティが低下する

欲しい商品を見つけられないのは、ユーザーにとって大きなストレスです。欲しい商品があってECサイトを訪問したのに、なかなか見つけることができない。競合が増えている今、すぐに見つからないなら他のサイトで探し出すのは容易に想像できます。
また、たとえ競合のサイトに訪問しなくても、コンバージョン率や満足度の低下につながる可能性があります。

ECサイトの検索での表記ゆれに対策するには

表記ゆれへの対策には、主に次のような方法があります。

表記ゆれをECサイトに登録する

顧客の検索ログを分析し、よく使われる表記ゆれや新しいキーワードを確認して商品マスタに登録します。もしくは、辞書などに対応している検索エンジンの場合、辞書を更新するという方法もあります。

表記ゆれは季節やトレンドの変化で新しいキーワードが次々に出てくるため、定期的に行うのが望ましいでしょう。

サジェスト機能の活用

検索フォームにサジェスト機能を導入することで、顧客が正しいキーワードを入力する手助けをします。例えば、「スマホ」と入力しようとしたユーザーが「スマ」と打った時点で「スマートフォン」というキーワードを表示し、選択してもらえれば、正しいキーワード入力に誘導することができます。

表記ゆれ対策に!リッチサジェストのご紹介

表記ゆれの対策をご紹介しましたが、前者の「表記ゆれをECサイトに登録する」は、大変手間のかかる作業です。また、辞書機能付きの検索エンジンを導入するには大きな改修が必要になることもあります。そこでおススメしたいのが、後者の「サジェスト機能」に画像付きでさらに訴求効果を高めた「リッチサジェスト」です。

リッチサジェストは、サイトの検索窓キーワードを表示するサービスです。今売れている商品をお勧めしたり、候補のキーワードとともに商品画像を表示し、訪問者に商品をビジュアルで強力に訴求します。標準でひらがな・カタカナ変換、英語の大文字・小文字変換に対応。ランキングの表示でユーザーに新たな気づきを与え、画像による訴求で商品を強力にアピールします。


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まとめ

表記ゆれは、気を付けてデータを見ていないと発生していることにすら気づきにくいという特徴があります。本当は商品があり、簡単に見つかっていればすぐに購入したはずのユーザーが、表記ゆれのために離脱し、戻ってこないという事象が発生しているかもしれません。

何も対策していない!という方はまずは検索ログを確認してみてください。対策する時間がない!という方は、リッチサジェストをお勧めします。お気軽にお問い合わせください。

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